おむつの不要な育児手法

(2013年4月) おむつの選択肢といえば、紙おむつか布おむつかですが、第三の選択肢があるのをご存知でしょうか? それは、おむつを使わないというものです。

おむつを使わずに、赤ちゃんが排尿・便の兆候を見せたらトイレに連れて行きます。 この方法は排泄コミュニケーション(EC)と呼ばれる手法で、生後間もなく始める事もあります。

ECでは、赤ちゃんの表情や鳴き声からトイレのタイミングを判断するほか、そろそろトイレの時間だと思ったらトイレに連れて行って「しー」などという音声の合図で排泄を促したりもします。

ECの訓練中でトイレのしつけが出来ていない間はおむつを着用させます。 おむつを着用させるけれども、赤ちゃんが排泄するなと思ったら、おむつの中にはさせずにトイレに連れて行きます。

当然のことながらECではおむつ代がかかりません。 紙おむつを使っているとゴミの量もすごいそうですが、そういうゴミも発生しません。 しかしながら、ECの主目的はおむつ代の削減ではなく親と子供の関係を醸成することにあります。

Boston Children's Hospital の医師によると、ECでは常に赤ちゃんのささいなサインにも注意を払うことになるため、親が赤ちゃんに同調して親子の関係が深まります。

ただし、ECを行うには子育てを手伝ってくれる人にもECを行ってもらわなくてはならないため育児環境によっては実践できないことが多いでしょうし、ECを受け付けない赤ちゃんもいるそうです。