妊娠のための食生活やサプリメント(レビュー)

(2018年9月) ハーバード大学の研究グループが妊娠のための食生活やサプリメントについてまとめたレビューを "Fertility and Sterility" 誌に発表しています。
Yu-Han Chiu, Jorge E. Chavarro,Irene Souter. "Diet and female fertility: doctor, what should I eat?"

レビューの概要

  1. 既存のデータによると、妊娠したい女性は全粒穀物・魚(DHAやEPA)・大豆を積極的に食べ、トランス脂肪赤身肉の摂取量を減らすことが推奨される。
  2. これに加えて、妊娠前~妊娠中にかけて葉酸を含むマルチビタミンのサプリメントを服用するとよい。 (葉酸は)胎児の正常な発達に必要であるだけでなく、受胎や正常な出産の成功率も上げてくれる。
  3. ビタミンDも妊娠にとって有益となることが期待されるが、ヒトを対象に行われた試験が不足している(動物実験などでは有望な結果)。
  4. オメガ6脂肪酸・一価不飽和脂肪・赤身肉以外のタンパク質・食品中の環境汚染物質の妊娠への影響については今後の研究課題である。