日本人の食生活と20年間のうちに抑鬱が生じるリスク

(2019年5月) "Scientific Reportsvolume" に掲載された日本国立がん研究センターによる研究で、食生活と抑鬱が生じるリスクとの関係が調査されています。

研究の方法

1,112人の男女(平均年齢73才。59%が女性)の食生活を 1990年と 1995年に調べて食生活スコア(*)を割り出し、2014~2015年にメンタル・ヘルスの検診を行いました。
(*) Alternative Healthy Index(たぶんAlternative Healthy Eating Indexのこと)の赤身肉と白身肉の摂取比率と日本の食事バランスガイドに基づいた。

結果

食生活スコアと20年後の抑鬱リスクとの間に関係が見られませんでした。 食生活が日本の食事バランスガイドに沿うものであっても抑鬱のリスクは低くありませんでした。

ただ、赤身肉に対して白身肉(魚肉が90%)の摂取量が多い(およそ4:1)場合に抑鬱のリスクが低下していました(赤身肉に対する白身肉の摂取比率が最も高い場合には最も低い場合に比べて48%)。