食生活の多様さと逆境耐性の関係

(2019年3月) "Nutrients" 誌に掲載された中国の研究で、食生活が多様な高齢者は逆境への耐性が強いことが多いという結果になりました。

研究の方法

8,571人の高齢者を対象に、食生活と逆境耐性に関するアンケート調査を実施しました(横断調査)。

逆境耐性(resilience)とは、ストレスや逆境にポジティブに対応・適応・反応する能力のことです。

結果

65~79才

食生活の多様性が貧弱な(食べる食品が偏っている)グループは多様性が豊かなグループに比べて、逆境耐性が一定水準以下であるリスクが2.3倍(+130%)でした。

80才以上

食生活の多様性が貧弱なグループは多様性が豊かなグループに比べて、逆境耐性が一定水準以下であるリスクが1.6倍(+60%)でした。

総合

食生活の多様性が豊かな65~79才のグループに比べて、他の3つのグループの逆境耐性が水準以下であるリスクは次の通りとなりました:
  • 食生活が貧弱な65~79才: 2.4倍
  • 食生活が豊かな80才以上: 1.3倍
  • 食生活が貧弱な80才以上: 2.0倍