食物繊維を食べて心臓病や脳卒中を予防しよう

(2017年12月) ナショナル健康科学大学(米国)の研究者が "Journal of Chiropractic Medicine" に発表したアンブレラ・レビューによると、食物繊維が心血管疾患(心臓病や脳卒中)の予防に役立つかもしれません。

レビューの方法

食物繊維の摂取量と心血管疾患や血中脂質、血圧との関係を調べた31のメタ分析(1980年1月~2017年1月末に発表されたもの)のデータに目を通しました。

結果

食物繊維の摂取量が最大のグループと最少のグループとの比較において、摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、
  1. 心血管疾患で死亡するリスクが17~23%、
  2. 心血管疾患になるリスクが9~28%、
  3. 冠動脈疾患になるリスクが7~24%、
  4. 脳卒中になるリスクが7~17%

低いという結果でした。

また、βグルカンやオオバコ繊維のサプリメントを用いた研究のメタ分析では、こうしたサプリメントが総コレステロール値やLDLコレステロール値の改善に効果があるという結果でした。

結論

食物繊維は血中脂質を改善することによって心血管疾患になったり心血管疾患で死亡するリスクを下げてくれるかもしれません。