カロリーばかりが多い食事をしていると認知機能が衰えやすい

(2016年4月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたパリ第13大学などによる研究で、中年の頃の食事内容が炎症を促進するものであると十数年後に認知機能が低下しやすいという結果になりました。

この結果から、抗炎症作用を有する食品を食べるように心掛けることで老化による認知機能の低下を防げる可能性があります。

研究の方法

3,080人のフランス人を対象に、1994~1996年に食事炎症指数(DII)を調査し、2007~2009年に認知能力を調べました。

結果
DIIのスコアが高かった(炎症を促進しやすい食生活である)グループは十数年後の認知機能が低いという関係が見られました。 認知機能の分野ごとの分析では、言語記憶能力については認知機能全体の場合と同様でしたが、実行機能(*)についてはDIIスコアとの間に関係が見られませんでした。
(*) 計画立案能力・判断力・思考力・問題解決能力・感情抑制力など。