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肉類や甘いものを食べることが多い男性は前立腺ガンになりやすい

(2016年10月) "Nutrients" 誌に掲載されたペルージャ大学(イタリア)の研究(メタ分析)によると、西洋型の食生活を続けていると前立腺ガンのリスクが増加する恐れがあります。出典: A Western Dietary Pattern Increases Prostate Cancer Risk...

研究の方法
食生活のパターンと前立腺ガンのリスクとの関係について調べた12の前向き研究のデータを分析しました。 食生活は主として、「健康的な食生活」と「西洋型の食生活」の2種類に区分されました。
  • 健康的な食生活」では、野菜・果物・鶏肉・魚・全粒穀物を頻繁に食べます。
  • 西洋型の食生活」では、赤身肉・加工肉(ベーコンやハム、ソーセージなど)・卵・甘い物を頻繁に食べます。
結果
「健康的な食生活」と前立腺ガンのリスクとの間には関係が見られませんでしたが、「西洋型の食生活」によって前立腺ガンのリスクが34%増加していました。

メタ分析に用いられた12の研究では、食生活が「健康的な食生活」や「西洋型の食生活」にどれだけ近いかと前立腺ガンのリスクとの関係を調べました。

したがって、「西洋型の食生活で34%のリスク増加」というのは、「食生活が西洋型に近い人はそうでない人に比べてリスクが34%高かった」ということです。

「炭水化物の摂取量が多い食生活」と前立腺ガンのリスクとの関係を調べた研究も4つ存在し、これらのデータを分析すると、「炭水化物の摂取量が多い食生活」が続く場合には前立腺ガンのリスクが64%増加していました。

留意点
今回のメタ分析に用いられた研究の数が少なかったため、今後も食生活と前立腺ガンの関係に関する研究を続けて今回の結果を確認する必要があります。