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死亡リスクを下げたいときに摂ると良いかもしれないタンパク質の種類

(2017年1月) ハーバード大学などの研究チームが、食事で摂るタンパク質の種類と死亡リスクとの関係について調べた結果を、"American Journal of Preventive Medicine" に発表しています。

研究の方法

イラン人の男女4万2千人超を対象に食生活に関するなアンケート調査を実施したのち、11年間にわたり死亡状況を追跡調査しました。

そうして得たデータをタンパク質の摂取量に応じて4つのグループに分けて、タンパク質源のタイプと死亡リスクとの関係を分析しました。 年齢だけを考慮した分析と、年齢以外の要因も考慮した分析を行いました(*)
(*) 情報不足のため、下記の結果のうちのどれが年齢以外の要因も考慮したものなのか不明確です。 卵の結果は年齢だけを考慮したものでしょう。魚の結果は年齢以外の要因も考慮しています。 豆類と肉類もたぶん、年齢以外の要因も考慮した結果です。
結果

追跡期間中に 3,291人が死亡しました。

卵の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)が12%低くなっていました。

魚の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、ガン(種類は様々)で死亡するリスクが21%低くなっていました。

豆類

豆類の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、ガン(種類は様々)で死亡するリスクが28%低くなっていました。 豆類摂取量の多さとガンで死亡するリスクの低さとの関係は、胃腸以外のガンで顕著でした。

肉類
赤身肉(不健康な食品とみなされつつある)や鶏肉の摂取量と各種死亡リスク(*)との間に統計学的に有意な関係は見られませんでした。
(*) 総死亡リスク、ガンで死亡するリスク、心血管疾患(心臓病や脳卒中)で死亡するリスク。 心血管疾患で死亡するリスクは、卵・魚・豆類の摂取量とのあいだにも関係が見られなかったのでしょう。