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警察官になる女性は男らしいことが多い?

(2017年8月) "Journal of Biosocial Science" に掲載されたポーランドの研究によると、警察官になる女性は他の職業の女性に比べて男性的なのかもしれません。 警察官の女性は他の女性に比べてディジット比が小さかったのです。

ディジット比と職業

「ディジット比」とは「人差し指の長さ÷薬指の長さ」のことです。

胎児のときに母親の胎内で多量の男性ホルモンにさらされると体質や性格が男性的に、そしてディジット比が小さく(人差し指が薬指よりも短く)なります。

男性同士や女性同士の比較においても、ディジット比が小さい女性は平均的な女性よりも男性的だし、ディジット比が小さい男性は男性の中でも男っぽい性質が強いのだと考えられます。

これまでの研究でも、ディジット比が特に女性において職業の選択に影響することが示されています。 警察官になるには一定の身体能力が要求されるうえに、職務において危険にさらされる可能性もあるため、男性的な女性が警察官を職業として選ぶことが多いのかもしれません。

研究の方法

ポーランドに住む202人の警察官(男性147人、女性55人)と、警察官ではない民間人166人(男性91人、女性75人)のディジット比や握力などを調べました。

結果

警察官の女性は他の民間の女性に比べて、背が高く握力が強いだけでなく、ディジット比も大きいという結果でした。

また、民間人では男性と女性の間に平均的なディジット比の差が見られた(男性のほうがディジット比が小さかった)一方で、警察官では男女間でディジット比にほとんど差が見られませんでした。