両手の人差し指と薬指の長さから男性の統合失調症のリスクを判定

(2015年3月) "Clinical Anatomy" 誌に掲載された研究によると、ディジット比(薬指の長さと人差し指の長さの比率。「2D:4D比」とも呼ばれる)に統合失調症のリスクが表れている可能性があります。

研究の方法
この研究では、統合失調症の男性患者103人と健康な男性100人の左手と右手の2D:4D比を計測して、2D:4D比非対称指数(AI指数)を割り出しました。 AI指数は次の式で計算されます:
AI指数=(左手の2D:4D比-右手の2D:4D比)/(左手の2D:4D比+右手の2D:4D比)
AI指数の数字は、人差し指と薬指の長さの比率が右手と左手で大きく異なる人ほど大きくなります。
結果
健常者のグループに比べて統合失調症患者のグループの方が、2D:4D比もAI指数も小さいという結果でした。

統合失調症患者 健常者
平均 標準偏差 平均 標準偏差
右手2D/4D 0.972 0.037 0.959 0.036
左手2D/4D 0.969 0.039 1.004 0.042
AI指数 -0.001 0.014 0.022 0.023

今回の結果から、AI指数を統合失調症の指標として利用できると考えられます。