野菜にディップを添えると、子供も野菜を食べるように

(2013年7月) "Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics" に掲載された研究によると、香辛料で風味を付けたディップ(ペースト状のソース)と同時に野菜を出すと、野菜嫌いの子供も野菜を食べるようになります。 野菜だけを出したときに比べて、野菜を拒否されるリスクが1/2~1/3に減っていたのです。

研究の方法

この研究では、3~5歳の子供34人に、6種類の野菜(ニンジン、キュウリ、セロリ、インゲンマメ、パプリカ、カボチャ)を食べさせて、味を評価してもらいました。 評価方法は、「美味しい!」、「食用可」、「ムリ」を顔の表情で表した絵を選ばせるというものでした。

子供がそもそも野菜だけを食べるのを嫌がった場合には、次のセッションで Miracle Whip という製品をベースに作った5種類のディップと一緒に野菜を勧めてみました。 ディップは、プレーン味が1種類で、他の4種類はピザ風味や牧場風味(?)などの風味が付いているものでした。 ちなみに、一番不人気だったのはハーブ風味とガーリック風味でした。

結果

野菜だけで美味しいと評価した子供は31%、野菜とディップを組み合わせた場合に美味しいと評価した子供は64%でした。 また、野菜だけでは食べなかった子供は18%、風味のある(プレーンでない)ディップと組み合わせても食べようとしなかった子供は9%でした。

実験の最後に、研究グループは、子供が最も気に入った種類の風味のディップと一緒に、難易度が最高クラスであるセロリを出してみました。

そうすると風味のあるディップと一緒に出した場合には、セロリだけの場合に比べて食べてもらえる率が62%も増加していました。