「最新健康ニュース」のコンテンツを閲覧以外で利用する方は「引用・転載・ネタ探しをするときのルール」をご覧ください。

金持ちと貧乏人では、なりやすいガンの種類が異なる

(2014年5月) "CANCER" 誌オンライン版に掲載された米国の研究によると、貧富の差によって、なりやすいガンの種類に違いがあります。

研究の方法

この研究では、全米人口の42%をカバーする地域から集めたガンの症例を、患者の裕福さに応じて4つのグループに分類し分析しました。

結果
全種類のガンの合計での比較では貧富によるガンのリスクの違いは有意ではありませんでしたが、ガンの種類別(全部で39種類)では次のような違いがありました:
  • (4つに分けたグループのうちの)最貧困者層が住む地域には、カポシ肉腫・喉頭ガン、子宮ガン・陰茎ガン・肝臓ガンなど14種類のガンが多かった。
  • 最富裕者層の住む地域には、メラノーマ(悪性の皮膚ガン)・甲状腺ガン・非上皮性の皮膚ガン・精巣ガンが多かった。
コメント

研究者によると、貧困者層の地域に多いガンは発生率は低いが死亡率が高いものが多く、富裕者層の地域に多いガンは逆に発生率は高いが死亡率が低いものが多くなっています。 このことを研究者は次のように表現しています:

『貧乏人はガンが原因で死亡し、金持ちはガンを持病として生きていく』