お酒の習慣と老化の指標

(2019年2月) これまでの研究では大体において適量に飲酒(*)している人は死亡リスクが低いという結果になっていますが、"Scientific Reports" に掲載されたカリフォルニア大学サンフランシスコの研究で、適量に飲酒している人であってもテロメア(老化の指標。短いと死亡リスクが高い)が長くはないという結果になりました。
(*) 米国の食事ガイドライン(2015年度版)では、女性は1日1杯、男性は1日2杯までが「適量の飲酒」。

研究の方法

米国に住む男女を調べた2つのコホート(合計 2,671人)のデータ用いて、飲酒習慣とテロメアの長さを調べました。

結果

飲酒量とテロメアの長さやテロメアが短くなるペースとの間に関係は見られませんでした。 ただし、大量飲酒によりテロメアが短くなる恐れ(一方のコホートでのみ関係が認められた)があります。