歯磨きの前に歯ブラシを水で濡らしても濡らさなくても歯垢の落ち方に差はない

(2018年7月) "International Journal of Dental Hygiene" 誌に掲載されたオランダの研究で、歯磨きをする前に歯ブラシを水で濡らしても濡らさなくてもブラッシングの効果に差は無いという結果になりました。

研究の方法

概ね健康な18才以上の男女46人に、歯ブラシを水で濡らした場合と濡らさない場合の2通りで2分間歯磨きしてもらい、歯磨きの効果を比較しました。

結果

歯ブラシを水で濡らした場合と濡らさない場合とでブラッシングの効果に差は見られませんでした。

歯ブラシを濡らさずにブラッシングしたときには歯垢が58%減り、濡らしてブラッシングしたときには歯垢が57%減りましたが、この2つの数字のあいだに統計学的に有意な差はありませんでした。

歯ブラシの毛の硬さや歯ブラシの清掃能力に関するアンケート調査の結果も、歯ブラシを濡らしたときと濡らさないときとで差がありませんでした。

歯ブラシを濡らす濡らさないにかかわらず、歯磨き粉を付けてブラッシングするよりも歯磨き粉なしでブラッシングするほうが不快と判断されました。