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ドライアイに悩まされている人は仰向けで眠ると良い?

(2017年3月) "Cornea" 誌に掲載されたナッソー・ユニバーシティー医療センターの研究によると、ドライアイに悩まされている人は仰向けで(背中を下にして)眠るようにすると症状が改善されるかもしれません。

ドライアイとは

ドライアイとは、涙の量が減ったり涙の成分に問題が生じたりするために眼の表面にダメージが生じた状態のことです。 ドライアイになると、目が疲れたり、目が乾燥した感じがしたり、眼がごろごろした感じがしたり、目がかすんだりします。

パソコンなどの電子機器を使う時間が長かったり、エアコンの暖房(ガスストーブなどと違って湿度が低下する)で室内が乾燥したりするとドライアイになりやすくなります。 花粉などのアレルゲンも、ドライアイになったりドライアイが悪化する原因です。

研究の方法

ドライアイの患者100人とドライアイではない患者25人に、睡眠の状況に関するアンケートと眼の健康状態(目の疲れ、かすみ、不快感など)について尋ねるアンケートに回答してもらいました。

結果

横向けで眠る人は仰向けで眠る人に比べて、ドライアイの症状が重いという結果でした。 眼の健康状態に関する48点満点のアンケートで、仰向けで眠る人の点数が26.7点だったのに対して、体の右側を下にして眠る人は36.4点、そして体の左側を下にして眠る人は34.1点だったのです。

リサミングリーンと呼ばれる蛍光色素を用いたドライアイの検査(ドライアイ診断基準の1つ)でも、体の左側を下にして眠る人は仰向けで眠る人よりも結膜上皮障害がひどいという結果でした。