ドライアイの原因と対策

ドライアイの原因

ドライアイの原因は、まばたきをする回数が減ることにあります。 まばたきをしないと、目の表面の水分が蒸発するばかりで、新たな水分が補充されないのです。

PCやスマートホンの画面を見ているときには、まばたきの回数が半分になります。 まばたきの回数は通常1分間に20回程度ですが、PCやスマートホンの画面を見ているときには、それが8~10回程度にまで減少するのです。

さらに、まばたきの回数が減ると、目の水分だけでなく油分も不足します。 まばたきをすると瞼(まぶた)から油分が少し出てきますが、まばたきの減少によって、この油分が不足すると、目の表面の水分がすぐに蒸発するようになります。

ドライアイの症状

ドライアイの症状は、目がゴロゴロする感じ・目の灼熱感・目の充血・涙・視界がぼやけるなどです。 朝には視界がくっきりしているのに夕方にはぼやけるというのも、ドライアイかもしれません。

アレルギーとドライアイ

アレルギー症状のある人ではアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)によってドライアイと同様の症状が生じたり、ドライアイが悪化することが知られています。

2015年4月に "Ophthalmology" 誌に掲載された米国の研究でも、ドライアイの患者数が春に増加し夏に減少していました。 患者数の増加は4月に顕著で、年間の患者数の20.9%が4月に集中します。 このことから花粉症によってドライアイになりやすくなるのだと思われます。
この研究では、冬にもドライアイの患者数が増加していました。 加湿器を使わずに暖房器具を使うことによって室内の空気が乾燥するためではないかと考えられます。
ドライアイの対策
  • ドライアイの防止には「20/20/20 ルール」が有効です。 このルールは、「PCを20分間使用するたびに目を休める。 目を休めるには、20秒以上のあいだ、20フィート(6mくらい)以上遠くにあるものを眺める」というものです。
  • ドライアイの予防には、魚の油の成分であるオメガ3脂肪酸(DHAEPA)が効果的です。 また、ビタミンDが不足するとドライアイになりやすくなります。 ビタミンDは日光に当たると体内で合成されます。
  • "Cornea" 誌(2017年)に掲載された研究によると、背中を下にした仰向けの姿勢で眠るとドライアイの症状が軽減される可能性があります。