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同じメロディーが繰り返し頭に浮かぶのに悩まされたらガムを噛むと良い

(2015年4月) "Quarterly Journal of Experimental Psychology" に掲載されたレディング大学(英国)の研究によると、同じメロディーが繰り返し何度も頭に浮かぶという状態(「イヤーワーム」と呼ばれます)を解消するにはガムを噛むと良いかもしれません。

イヤーワームはほぼ全ての人が経験し、多くの人にストレスをもたらしています。 過去の研究では、「イヤーワーム」を止めるのに、面白い小説を読むとか、複雑なアナグラム(*)のクイズを解くなどが有効であるとされていました。
(*) 1つの言葉に使われているのと同じ文字を使って別の言葉を作ること。 例えば、「ビール ⇒ ルビー」など。 逆さ言葉は必然的にアナグラムということになりますね。
ガムを噛むという行為は、無意味な無声スピーチ(*)に極めて近い行為なのですが、この無声スピーチには短期記憶や聴覚的イメージ(頭の中で繰り返されるメロディー)を分解する作用があります。
(*) 無声スピーチ(silent speech、subvocalization)とは、何かを黙読するときのように言葉の音を口に出さずに頭の中でイメージすることです。 文章をこうしてタイプしているときに頭の中に言葉の音が思い浮かぶのも無声スピーチなのでしょう。
研究チームは、ヒトを対象に行われた3つの試験により、ガムを噛むのがイヤーワームの解消に有効であることを確認しました。 試験の内容は割愛します。