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夕食を抜くと食欲が落ち着く

(2016年11月) "ObesityWeek 2016" で発表されたアラバマ大学バーミンガム校の研究によると、食欲の旺盛さに悩まされている人は夕食を抜くと良いかもしれません。

夕食を抜くといっても1日あたりの摂取カロリーを減らすわけではなく、午前8時から午後2時までのうちに1日のカロリーをすべて摂り終えてしまって、午後2時から翌日の午前8時まで(18時間)何も食べないようにします。

そうすることによって、食欲に振り回されることがなくなります。

研究の方法

過体重の男女11人(20~45才)に、1日の食事を午前8時~午後8時に食べるパターンと午前8時~午後2時に食べるパターンの両方を、4日間ずつ続けてもらいました。

そして、2つのパターンで体脂肪の燃焼量と食欲がどう異なるかを調べました。 1日のうちに摂るカロリーの量は、2つのパターンで同等でした。

結果

1日の食事を午前8時~午後2時に食べたときには、食欲の変動の幅が小さくなっていました。 さらに、代謝柔軟性(metabolic flexibility)も向上していました。 代謝柔軟性とは、体がエネルギー源として炭水化物と脂肪のどちらを使うかを切り替える能力のことです。

体脂肪の燃焼量は、午前8時~午後2時に食事を集中させたときのほうが夜間における燃焼量が増えていましたが、1日のトータルの燃焼量では2つのパターンに差はありませんでした。

体重減少の効果は?
過去にゲッ歯類を用いて行われた実験では、食事を摂るタイミングを1日の早い時間帯に集中させることで、体脂肪が減少したり慢性疾患のリスクが低下したりするという結果になっていますが、ヒトでも同じであるかどうかについて今後の研究で調べる必要があります。 今回の研究は期間が短かったため、この点については不明です。