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低炭水化物&完全菜食主義の食事で減量&コレステロール低下

(2014年5月) "British Medical Journal Open" に掲載された St. Michael's Hospital の研究によると、"Eco-Atkins" ダイエットと呼ばれる低炭水化物&完全菜食主義の食事によって、体重が落ちるだけでなく心臓疾患のリスクが10年間で10%下がると考えられます。

低炭水化物を旨とする食事法の多くは、体重減少には効果があるものの、動物性タンパク質の摂取を重視するためにコレステロールが上がりやすくなります。 これに対して "Eco-Atkins" では植物性タンパク質と植物油を多く摂るために、悪玉コレステロールが減って心臓疾患のリスクが低下することが期待できます。

つまり "Eco-Atkins" ダイエットとは、低炭水化物&完全菜食主義によって体重減少&コレステロール低下を達成しようという食事法なのです。

この研究では、肥満男女23人を2つのグループに分け、高炭水化物&低脂肪ダイエットまたは "Eco-Atkins" ダイエットを半年間にわたって実践してもらいました。 "Eco-Atkins" ダイエットのグループでは、炭水化物26%、タンパク質31%、脂質(主に植物油)43%という比率で栄養を摂ることを目指しました。 両グループともに、摂取カロリーは推奨摂取カロリー(現在の体重を維持するのに必要なカロリー)の4割減を目標としました。

炭水化物源として食べたのは、オート麦・大麦・オクラや茄子(なすび)などデンプン質の少ない野菜、そしてタンパク質源として食べたのはグルテン・大豆・野菜・ナッツ類・穀類でした。 "Eco-Atkins" ダイエットで脂肪源として食べたのはナッツ類・植物油・大豆製品・アボカドでした。

半年後、"Eco-Atkins" ダイエットのグループでは、高炭水化物&低脂肪ダイエットに比べて、コレステロールが10%低下し、さらに体重も2kg近く余分に減っていました。