お茶を飲む習慣がある乳ガン患者は予後が良かった

(2019年5月) "Breast Cancer Research and Treatment" に掲載された中国の研究で、お茶を飲む習慣がある乳ガン患者は無増悪生存率(progression-free survival、ガンが進行しない生存期間)が高いという結果になりました。
著者: Jia-Yi Zhang et al.
タイトル: Effects of tea consumption and the interactions with lipids on breast cancer survival

研究の方法

中国に住む乳ガン患者 1,551人を対象に、2008年4月~2012年3月にお茶の飲用習慣や血中脂質値などを調べたのち 2017年末にかけて乳ガンの病状を追跡調査しました。

結果

ウーロン茶以外のお茶(主に緑茶)(1)を飲む習慣がある場合には無い場合に比べて、(特に総コレステロール値が正常範囲内である場合に)乳ガンが悪化したり死亡したりするリスクが48%低下していました。 お茶を週に7回以上飲む場合には、リスクの低下幅は70%でした。 ウーロン茶は無増悪生存率への効果が無いように見受けられました(2)

(1) ウーロン茶とウーロン茶以外のお茶に分けて分析したのでしょうか?

(2) この部分の理解にいささか自信が無いので原文を載せておきます。 原文: In contrast, oolong tea was observed to have a potential impaired effect on PFS.(これに対して、ウーロン茶は無病増悪生存率に損なわれた効果を及ぼす可能性があるように見受けられた)