最低賃金の増加が生まれる子供に好影響をもたらす

(2016年6月) "American Journal of Public Health" に掲載された米国の研究によると、最低賃金の増加により低体重児が生まれる率と乳児死亡率(*)が下がると思われます。出典: Health Effects of Increased Minimum Wage
(*) 生後28日目から1年目における死亡。
研究の方法

米国の50の州の 1980~2011年にかけての最低賃金を調べて、各州が定める最低賃金が出産に及ぼす影響を割り出しました。

結果

各州の定める最低賃金が連邦が定める最低賃金よりも1ドル高くなるごとに、低体重児が生まれる率が1~2%、そして乳児死亡率が4%下がっていました。

仮に 2014年に米国のすべての州が最低賃金を1ドル増やしていたとすれば、低体重児として生まれる赤ちゃんが 2,790人と死亡する乳児が518人減っていたという計算になります。