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コーヒーをよく飲む女性は子宮内膜ガンになりにくい

(2017年11月) イタリアの研究グループが行い "Nutrients" 誌に掲載されたメタ分析で、コーヒーをよく飲む女性は子宮内膜ガンになりにくいという結果になりました。

研究の方法

コーヒーの飲用と子宮内膜ガンになるリスクとの関係を調べた12の研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は合計140万人超、子宮内膜ガンの症例数は1万件超でした。

結果

コーヒーの飲用量が多い場合には少ない場合に比べて、子宮内膜ガンになるリスクが21%低下していました。

飲用量別では、コーヒを飲む習慣が無い場合に比べてコーヒーを飲む習慣がある場合に、次のように子宮内膜ガンになるリスクが低下していました:
  • 1杯/日: -5%
  • 2杯/日: -10%
  • 2杯/日: -15%
  • 4杯/日: -20%
  • 5杯/日: -24%
  • 6杯/日: -28%
  • 7杯/日: -32%

コーヒーを飲む量が多いほど子宮内膜ガンになるリスクが低いことがわかります。

カフェインの有無

カフェイン入りの普通のコーヒーとカフェインが除去されたデカフ・コーヒーとに分けて分析したところ、コーヒーの飲用量が多い場合に普通のコーヒーでは35%、デカフ・コーヒーでは24%の子宮内膜がんリスク低下でした。

閉経前と閉経後

閉経前の女性のデータと閉経後の女性のデータを別途に分析したところ、コーヒーの飲用量が多い場合に子宮内膜ガンのリスクが、閉経後の女性(7つのデータ)では30%および閉経前の女性(2つのデータ)では24%低下していました。 ただし、閉経前の女性に関しては統計学的に有意な結果ではありませんでした(95%CI: 0.49-1.19)。

肥え具合

BMI別に分析したところ、コーヒーの飲用量が多い場合に子宮内膜ガンのリスクが統計学的に有意に低下していたのはBMIが30を超える肥満女性だけした(25%のリスク低下)。