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エネルギー密度が高い食事をしている男性は太りやすい

(2017年4月) "British Journal of Nutrition" に掲載された岐阜大学などの研究によると、少なくとも男性においては、エネルギー密度(ED)が高い食事をしていると太りやすくなる恐れがあります。

エネルギー密度とは

エネルギー密度(ED)とは、食品1gあたりに含まれるカロリー(kcal)のことです。 脂肪分が少ない食品や、野菜や果物のように食物繊維を多量に含んでいる食品はEDが低くなります。

これまでの一部の研究では「高EDの食品により体重が増えるのは太っている人だけである」という結果になっていました。

研究の方法

35~69才の男女1万3千人超(56%が女性)の食生活を調べ、その後10年間にわたり体重の変化を追跡調査しました。 食生活も体重の変化もアンケート調査により調べました。

データの分析においては、年齢・体重・身長・身体活動量・飲酒量・カロリー摂取量・教育水準・喫煙習慣の変化を考慮しました。

結果

男性でのみ、食生活のEDが高いと10年間のうちに太りやすいという関係が見られました。 EDの高さに応じてデータを4つのグループに分けた中で、EDが最低のグループでは10年間のうちに体重が平均22g減っていたのに対して、EDが最高のグループで体重が平均138g増えていました。

食生活のEDが高いと体重が増えやすいという関係は、普通体重の男性で顕著でした。
1日の摂取カロリーが同じでも、そのカロリーをEDが高い食品ではなくEDが低い食品で摂る方が太りにくいというわけです。