閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

エナジードリンクで競技パフォーマンスは向上しない? それどころか...

(2017年10月) "Journal of Strength and Conditioning Research" に掲載されたセント・メアリーズ大学(英国)などの研究によると、運動前にエナジードリンクを飲んでも競技パフォーマンスの向上は期待できません。 それどころか運動後の疲労が増加します。

研究の方法

平均年齢21才の男性11人に、エアロバイク(自転車エルゴメーター)で6秒間のスプリント(全力で自転車をこぐ)を10本繰り返すということを、24時間の空白期間をはさんで2回行ってもらいました。

この2回のうちの1回においてのみ、エアロバイクを使用する1時間前にカプセルに入ったカフェイン80mgとタウリン 1,000mgを摂取しました(もう1回のほうではプラシーボとしてモルトデキストリンを摂取した)。 このカフェインとタウリンの摂取量は、市販のエナジードリンクに含まれるカフェインとタウリンの量に相当します。

そして、カフェイン&タウリンを摂取したときと摂取しなかったときとで乳酸血中濃度・疲労感・心拍数などを比較しました。

結果

カフェイン&タウリンを摂取したときと摂取しなかったときとでスプリントの最大出力にほとんど違いがありませんでした。

さらに、カフェイン&タウリンを摂取したときのほうがスプリント後の血中乳酸濃度が少し高く、疲労感がわずかに増えていました。