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てんかん発作のリスクと気圧・湿度・気温の関係

(2017年5月)"Epilepsia" 誌に掲載されたイェーナ大学病院(ドイツ)などの研究によると、癲癇(てんかん)発作の発生リスクに気候が影響している可能性があります。

研究の方法

ケース・クロスオーバー研究において、非誘発性の(unprovoked)癲癇発作で入院した患者604人のデータを用いて気圧・湿度・気温が癲癇発作の発生に及ぼす影響を調べました。

結果

気圧

気圧が10.7hPa(ヘクトパスカル)下がるごとに、癲癇発作のリスクが14%増えていました。 癲癇の程度が軽微な(抗てんかん薬を1種類しか服用していない)患者に限ると36%のリスク増加でした。

湿度

湿度(相対湿度)が80%を超えた日から3日後には、癲癇発作のリスクが最大で48%増加していました。

気温

気温が20℃を超えると、癲癇発作のリスクが46%低下していました。 男性に限ると67%のリスク低下でした。

留意点

今回の研究は気候が比較的温暖な地域で行われました。 気候・地域・患者のタイプなどが異なる場合にどのような結果になるかを今後の研究で調べる必要があります。