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エクオールが体内で作られる女性と作られない女性の生活習慣の違い

(2018年9月) "Menopause" 誌に掲載された仙台医療センター(日本)などによる研究で、摂取したイソフラボンから体内でエクオールが作られる人と作られない人の生活習慣上の違いが明らかにされています。
Yoshikata Remi et al. "Inter-relationship between diet, lifestyle habits, gut microflora, and the equol-producer phenotype: baseline findings from a placebo-controlled intervention trial"

エクオールについて

エクオールは、大豆の成分であるイソフラボンから腸内細菌の働きによって作り出される物質です。 エクオールは健康にとって有益ですが、腸内細菌の種類構成や生活習慣によってはイソフラボンから体内でエクオールが作り出されない人もいます。

研究の方法

48~69才の閉経後の日本人女性58人を対象に以下を実施しました:
  1. 現在および過去の食生活その他の生活習慣に関するアンケート調査
  2. 腸内細菌の種類構成の調査
  3. エクオールの尿中濃度の検査

結果

エクオール生産能力を有する腸内細菌は57人(97%)の女性から検出されました。 ところが、体内で実際にエクオールが生産されているのは13人(33%)でしかありませんでした。

エクオール生産者は、腸内細菌の種類が非生産者よりも多様で、食生活パターンが現在においても過去においても非生産者と異なっていました。

食生活と喫煙習慣

肉・魚・大豆・野菜・日本の軽食(煎餅とか饅頭とか?)をよく食べる人は腸内細菌が多様でエクオール生産者であることが多いという関係が見られました。 ラーメンをよく食べる人や喫煙習慣がある人は逆に、腸内細菌が多様性に乏しくエクオール生産能力を持たないことが多いという結果でした。

結論

研究グループは結論として「様々な食品を食べるなどの健康的な生活習慣を続けることが、エクオール生産に適した健康な腸内環境の維持に役立つかもしれない」と述べています。
エクオールを作り出す腸内細菌それ自体は今回調査対象となった女性の97%から見つかっているのですから、あとは宿主(ヒト)がエクオール菌が活躍しやすい環境を作ってやれば良いと言えるかもしれません。 日本人女性は「やれば出来る子(エクオール菌の保有者)」だというわけです。