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エッセンシャルオイルの主成分「酢酸リナリル」が皮膚炎の原因に

(2015年5月) "Contact Dermatitis" 誌に掲載されたヨーテボリ大学(スェーデン)の研究によると、ラベンダーやベルガモなどのエッセンシャルオイルの主成分の1つである酢酸リナリルという香料もアレルギー性皮膚炎の原因となることがあります。

今回行われた試験では、酢酸リナリルの酸化物に対して 1,717人の被験者の約2%が接触性のアレルギー反応を起こすという結果になりました。 2%というと小さい数字のように思えるかもしれませんが、アレルギー原因物質としての表示が義務付けられている化学物質と同程度の数字です。

研究チームによると、酢酸リナリルは空気中の酸素と反応して強力なアレルギー性を有するヒドロパーオキサイド類を形成します。

酢酸リナリルはEUでは(たぶん日本でも)アレルギー原因物質として認知されておらず、使用成分として製品に表示する義務もありません。 したがって消費者が酢酸リナリルを避けるのも困難です。 研究チームは今回の結果に基づき、酢酸リナリルについても成分表示を義務付けることを提唱しています。