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ダイエットでは食事量を減らすより運動量を増やす方が良い

(2016年5月) "Medicine and Science in Sports and Exercise" 誌に掲載されたミズーリ大学の研究によると、ダイエットにおいては腸内細菌という観点からも食事量を減らすより運動量を増やす方が有効だと思われます。出典: Exercise, More Than Diet, Key to Preventing Obesity

研究の方法
運動が代謝と脂肪組織に及ぼす影響を調べることを目的として、高脂肪のエサを与えられているうえに肥満しやすい体質の若いネズミを次の3つのグループに分けました:
  1. 運動をするグループ。 好きなだけエサを食べられる。
  2. 運動をしないが運動によるカロリー燃焼量に相当する程度に摂取カロリーを制限されるグループ。
  3. 運動をしないうえに好きなだけエサを食べることができるグループ。

そして数週間後に、代謝と運動量を調べました。

結果
3のグループは当然のことながら肥満になりました。 1のグループは3のグループだけでなく2のグループよりも代謝的に健康で、さらに腸内細菌叢が2や3のグループと異なっていました。

1のグループと2のグループではカロリーの出入りの差し引きが同じだったけれども、食事量を制限してカロリーが入る量を制限した2のグループよりも、カロリーが出る量を運動によって増やした1のグループの方が代謝的にも腸内細菌的にも良好な状態になったというわけです。

研究者によると、1のグループに見られた腸内細菌叢の変化は肥満の抑制に有効だと思われます。(参考記事: 肥満の原因となる細菌を発見!?