運動習慣により男性ガン患者の生存率が向上

"Journal of Physical Activity & Health"(2014年1月)に掲載されたハーバード大学などの研究によると、運動によって男性ガン患者の生存率が有意に増加します。

この研究では、ガンの病歴のある男性(平均年齢71才)1,021人を対象に、運動習慣、散歩、階段を利用する頻度などに関するアンケートを 1988年に実施し、その後 2008年まで追跡調査しました。

その結果、運動による消費カロリーが 12,600 kcal/週を超えるグループでは、2,100 kcal/週より少ないグループに比べて、追跡期間中に死亡する率(死因は問わない)が48%減少していました。 この結果は、年齢、喫煙習慣の有無、BMI、両親の寿命、食事習慣などの要因を考慮したうえでのものです。

死因をガンや心血管疾患(心臓発作や脳卒中)に限っても、運動量が最も多いグループでは、追跡期間中の死亡率が、ガンでは38%、心血管疾患では49%(運動量が最も少ないグループよりも?)減少していました。

参考までに、例えば80kg近い体重の男性が週に5日、ウォーキング(元気よく)を30分間行うと、週あたりの消費カロリーは 4,200 kcal となります。