(2017年9月) "Social Psychiatry and Psychiatric Epidemiology" 誌に発表されたノース・ダコタ大学などの研究で、男性に限り運動(余暇に行う身体活動)が不足している人は抑鬱であることが多いという結果になりました。
研究の方法
ブラジルに住む18才以上の男女6万人近く(女性が2万6千人弱)を対象に複数のアンケート調査を行って運動習慣や抑鬱の程度を調べました。
そして、抑鬱のリスクに影響する様々な要因を考慮しつつ、運動習慣と抑鬱の関係を分析しました。 分析においては、データ全体を次の3つの年齢層に分類しました:- 青年(18~39才)
- 中年(40~59才)
- 老年(60才以上)
結果
運動不足の男性では次のように抑鬱のリスクが増加していました:- 青年: +45%
- 中年: +138%
- 老年: +435%