運動が健康効果を心臓にもたらす理由が明らかに

(2014年2月) "Journal of Proteome Research" に掲載された研究によると、運動が心臓にもたらす有益性の理由は、心臓の細胞のミトコンドリアにあるかもしれません。 運動が心臓の健康に良いことは知られていますが、その理由はこれまでよくわかっていませんでした。

研究の方法

マウスを2つのグループに分けて54週間にわたって、一方のグループには回し車で運動をさせ、もう一方には運動をさせないという実験を行いました。

結果

運動をしたグループでは、マウスの心臓細胞のミトコンドリアに含まれるタンパク質群の一部の量が運動をしなかったグループよりも増加していました。 ミトコンドリアは細胞のエネルギーを作り出します。

解説

タンパク質群の中で今回特定されたのは、RAF と p38 という2種類のキナーゼ(酵素の一種で、細胞内に存在する別の分子を活性化させる働きをもつもの。 「助酵素」とも言う)です。

この2種類のキナーゼのお陰で、運動習慣による心血管への健康効果を発揮されるのだと思われます。