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老化抑制遺伝子「クロトー」と運動 (レビュー)

(2018年7月) グラナダ大学の研究グループが「クロトー(Klotho)」と呼ばれ老化に関与する遺伝子と運動との関係についてまとめたレビューを "Current Aging Science" 誌に発表しています。
Francisco J. Amaro-Gahete et al. "Role of exercise on S-Klotho protein regulation: a systematic review"

レビューの概要

  1. 病気や死亡の主因は老化にも関与しているが、運動はこうした病気や死亡の主因に対処するのに非常に効果的である。
  2. 老化にはクロトー遺伝子が関与している。 クロトー遺伝子が大量に発現(遺伝子の設計図に基づいて特定のタンパク質が作られること)していると寿命が長いというデータがあるほか、クロトー遺伝子が欠如していると複数の加齢性疾患が生じたり寿命が短くなったりすることが動物実験で示されている。
  3. これまでに特定されているクロトー遺伝子はα‐クロトー・β‐クロトー・γ‐クロトーの3種類である。
  4. 運動はクロトーたんぱく質(S‐クロトー)において重要な役割を果たしている(*)と思われる。
(*) これ以上ないほどに簡潔な記述ですが、検索で探した他の文献( )を見たところ、運動(ジョギングなどの有酸素運動)でクロトーたんぱく質の血中濃度が増えるということで良いようです。