運動量が多いとテストステロン(男性ホルモン)不足に陥りにくい

(2016年3月) "Andrology" 誌に掲載されたマービル大学(米国)などの研究によると、運動量が多い男性はテストステロン(男性ホルモン)が不足しにくいかもしれません。 ただし、肥満者の場合はこの限りではありません。

研究の方法

20~85才(平均年齢42.4才)の男性738人を対象に、運動量に関するアンケートとテストステロン血中濃度の検査を実施しました。

そして運動量に応じてデータ全体を3つのグループに分けて、テストステロン血中濃度が低い(3.46ng/mL以下)男性の割合を調べました。

結果

テストステロン血中濃度の平均値は5.31ng/mL、テストステロン血中濃度が低い男性の割合は18.6%でした。

データ全体で見ると運動量とテストステロン血中濃度との間に関係は見られませんでしたが、肥満ではない(BMIが30未満)男性に限ると、運動量が最も多いグループは最も少ないグループに比べてテストステロン血中濃度が低いリスクが50%低下していました。

結論
運動量が多い男性はテストステロン血中濃度が多いとは言えそうにありませんが、肥満者でなければ、運動量が多いとテストステロン不足になることが少ないとは言えるかもしれません。