コラーゲン・ペプチドなどを配合したハイビスカス・ティーで女性の肌が若々しく

(2018年5月) "Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology" に掲載された Farmoquímica社(ブラジル)などの研究で、コラーゲン・ペプチドやハイビスカスなどを配合したハーブティーで肌の老化の兆候が緩和されるという結果になりました。

研究の方法

35~65才(平均51才。白人25人、黒人6人)で肌に老化の兆候が見られる女性31人に、コラーゲン・ペプチド/ビタミンC/ハイビスカス(1)抽出物/マキ(2)抽出物を配合したティーパック(3)で淹れたハーブティー(200mL)を3ヶ月間にわたり1日1回飲んでもらい、この3ヶ月間の前後および期間中の1ヶ月ごとに肌の状態を超音波検査などで調べました。

(1) 「ローゼル(学名:Hibiscus sabdariffa)」というアフリカ原産の植物。 俗に言う「ハイビスカス・ティー」に用いられるのもローゼル。

(2) チリやアルゼンチンに自生する Aristotelia chilensis という植物。 マキの実は「マキ・ベリー」と呼ばれ、日本でも健康食品として市販されている。

(3) 「Eximia Firmalize Age complex」という商品名で販売されているが日本では売られていない模様。

結果

上記のハーブティーを3ヶ月間にわたり飲んだところ、お肌のハリ弾力が改善されたり、皮膚(真皮)の厚みが増したりしていました。 皮膚の厚みは加齢により減少します。

肌の弾力はハーブティーの飲用開始後60日目から90日目にかけて改善されていました。 肌のハリと皮膚の厚みは、飲用を開始して間もなくから90日目にかけて改善し続けていました。

お肌の見た目も若々しくなっていました(被験者本人の主観に基づく)。

ハーブティーを飲んだことによる深刻な副作用は報告されませんでした。

解説

コラーゲン・ペプチド

コラーゲン・ペプチドは各種コラーゲンの中でも真皮に存在するタイプ1コラーゲンにとてもよく似ています。 それゆえにコラーゲン・ペプチドには、タイプ1コラーゲンの合成を促進して皮膚の老化の兆候を改善する効果が期待できます。

動物実験でも、コラーゲン・ペプチドが皮膚におけるコラーゲンの合成に寄与することが示されています。

ビタミンC

ビタミンCには線維芽細胞(コラーゲンを合成・分泌する細胞)の増殖を促進する効果があります。

ハイビスカス

生体外実験ですが、ハイビスカス(Hibiscus sabdariffa)に抗酸化・脂肪分解・血糖値降下・利尿などの効果のあることが示されています。

マキ

マキ(Aristotelia sinensis)の実(マキ・ベリー)には、フラボノイドの一種であるアントシアニジンの一種であるデルフィニジンが豊富に含有されています。 チリに住むマプチェ族は長寿で知られますが、このマプチェ族はマキ・ベリーを食生活や儀式に取り入れています。

デルフィニジンは強力な抗酸化効果を有するほか、老化における炎症にも関与しています。