顔にシワがあると、悲しげ、あるいは怒っているように見える

(2013年5月) ペンシルヴァニア州立大学の研究によると、顔のシワや小ジワには、顔を悲しげ、あるいは怒っているように見せる効果があります。

研究の方法

被験者たちに64人分の顔写真を見せて、それぞれの顔に表れていると感じる感情を評価してもらいました。

結果

写真に写った顔はどれも実際には無表情であった(何の感情も出していなかった)にも関わらず、被験者たちは、若い人の顔よりも、シワが多い年配の人の顔のほうが悲しげで、怒っているように見えると評価しました。

解説

研究者によると、顔にシワがあると自然に、への字口になり、額にシワがよるために、周囲の人は、その人(顔にシワがある人)が怒ったり、悲しんだりしていると誤解しがちになるのだそうです。

今回の研究において、被験者が写真の人物が実生活において実際に感じている悲しみや怒りの度合いを写真から想像したものと、被験者が写真の顔から感じる怒りや悲しみの度合いとのあいだに相関関係が見られなかったため、今回の結果はいちおう、(老人は常に怒ったり、悲しんだりしているという)ステレオタイプ的な偏見によるものではないと考えられます。