フェイスブックで精神病診断

(2013年1月) ミズーリ大学が、フェイスブックでの活動状況からスキゾティピー(社会的な引きこもりや、オカルト・迷信などを信じるなどの症状。 "schizotypy")という精神疾患を診断するという研究を行いました。

研究グループは、ボランティアで集まってくれた被験者たちにフェイスブックの活動状況を提出してもらい、それを分析しました。

その結果、フェイスブックでの活動状況から、被験者のうちの数人にスキゾピティーの症状の1つである社会的無快感症(無快感症とは普通の人が楽しいと感じる行為で幸福感を感じられないこと。 "social anhedonia")が見られました。

フェイスブックからわかる社会的無快感症の人の特徴は次のようなものです:
  • フェイスブックでの友人が少ない
  • 発言が少ない
  • 写真の共有数が少ない
  • プロフィール欄だけは平均よりもしっかりと書かれている

被験者の中には、フェイスブックの活動状況を研究グループに提出する前に、プロフィールの肝心の部分を隠す人がいました。 これは知覚的偏倚(魔法を信じているとか、因果関係が無いところに因果関係を妄想するなど。 "perceptual aberrations")と呼ばれる、スキゾティピーの症状の1つです。

フェイスブックでの活動を隠す行為は、偏執病(パラノイア、被害妄想)とも関連付けられました。

研究グループによると、フェイスブックと、その提出のし方(フェイスブックの内容を隠すなど)から、客観的な精神病の診断に利用できる可能性があります。