父親が理数系の職業の子供では自閉症のリスクが増加

(2014年5月) "International Meeting for Autism Research" で発表される予定の米国の研究によると、父親が理数系の職業に就いている子供では、自閉症(ASD)のリスクが増加すると考えられます。

この研究では、米国労働省の "Standard Occupational Classification" を用いて、子供の両親を、対人関係が重視される職業か、そうでない(技術系の)職業かという基準で2つのグループに分類しました。

その結果、子供が ASD であるリスクが、エンジニアとして働いている男性では2倍、金融業で働いている男性では通常の4倍、医療関係の仕事をしている男性では6倍に増加していました。

母親の職業と子供の ASD リスクとのあいだに関係は見られませんでしたが、父親と母親の両方が技術系の職業に就いている子供は、ASD が重症となるリスクが増加していました。

研究者は次のように述べています:

「自閉症児の診断において親の職業も要因の1つとして用いることが出来るかもしれません」