フェイジョアとブラックベリーに抗炎症作用

(2015年1月) "Nutrients" 誌に掲載されたオークランド大学(ニュージーランド)の研究によると、フェイジョアというフトモモ科の果物とブラックベリーに強力な抗炎症作用が期待できます。

この研究では、炎症性腸疾患(IBD)に効く食品を求めて12種類の果物(*)の抗炎症作用を調べました。
(*) マンゴー、フェイジョア、エルダーベリー、クランベリー、カシス(クロフサスグリ)、ブラックベリー、ラズベリー、イチゴ、ブドウ(黒系と緑系)、プラム、ナシの12種類。

ヒトの細胞に人為的に炎症を引き起こし、それを12種類の果物(可食部)の抽出物で処理して各果物の抗炎症作用を調べたところ、大部分の果物に抗炎症作用が認められましたが、フェイジョアとブラックベリーの2つに最も強力な抗炎症作用が認められました。 これは果肉だけでなく果皮も含めた検査の結果です。 特にフェイジョアは、果肉よりも果皮の方が強力な生物活性を有していました。

ただし、今回の研究は培養細胞を用いて行われた実験に過ぎないため、実際にこれらの果物を食べたときに同様の抗炎症作用を得られるとは限りません。