女性でのみ、腹部の脂肪が多いと脳卒中のリスクが3倍ほど増加

(2018年2月) ドイツで行われ "PLoS One" に掲載された研究で、女性に限り、腹部の脂肪が多いと脳卒中になりやすいという結果となりました。

研究の方法

脳卒中の病歴が無い50~74才の男性 1,917人および女性 1,832人を対象に、太り具合を調べたのち9年間前後にわたり脳卒中の発生状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に男性では128件、女性では81件の脳卒中が発生しました。

男性

太り具合の各種指標と脳卒中になるリスクとのあいだに関係が見られませんでした。

女性

ウェスト・サイズ(WC)に応じてデータを4つのグループに分けた中でWCが最も大きかったグループは、WCが最も小さかったグループに比べて、脳卒中になるリスクが3.26倍に増加していました。

同様の比較で、ウェスト:身長の比率(WHtR)が最大だった(身長のわりにウェストが大きかった)グループはWHtRが最少だったグループに比べて、脳卒中になるリスクが2.82倍に増加していました。

腹部脂肪以外の太り具合を見るBMIや体脂肪率などの指標と脳卒中リスクとのあいだには関係が見られませんでした。