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女性のほうが男性よりも脳が活発

(2017年8月) "Journal of Alzheimer's Disease" に掲載されたアーメン・クリニックス(米国)の研究により、男性よりも女性のほうが頭を使うときに活発になる脳領域が多いことが明らかになりました。

今回の結果は、アルツハイマー病・うつ病・不安障害が女性に多く、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの行動面での問題が男性に多い理由の解明につながる可能性があります。

研究の方法

双極性障害(躁うつ病)・脳の外傷・気分障害・統合失調症・ADHDなどを患っている男女2万7千人ほどに認知能力を要する作業を行ってもらい、作業前と作業中に単一光子放射断層撮影法(SPECT)を用いて脳の128の領域における血液の流れを調べました。

結果

男性に比べて女性のほうが、作業中に多くの脳領域が活発になりました。 それが顕著だったのは前頭前野と大脳辺縁系でした。 男性では、後頭葉下部や側頭葉下部などが活発になっていました。

解説

前頭前野は集中力と衝動性のコントロールに関与しています。 女性のほうが共感力・直感力・協調性・自制心などに優れるのは、女性のほうが前頭前野が活発だからかもしれません。

大脳辺縁系は気分や不安感に関与しています。 女性のほうが不安・抑鬱・不眠症・摂食障害に陥りやすい理由の一部は、女性のほうが大脳辺縁系が活発だからかもしれません。