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コーヒーや紅茶を飲む習慣がある糖尿病患者は死亡リスクが低い。 ただし女性に限る

(2017年9月) ポルトガルで開催中のEASD2017(欧州糖尿病研究学会)で発表されたポルト大学などの研究で、コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料を飲む習慣がある糖尿病患者は死亡リスクが低いという結果になっています。 ただし女性に限ります。

研究の方法

米国に住む糖尿病患者3千人超を対象に、コーヒー・紅茶・清涼飲料水で摂取するカフェインの量を調べたのち11年間にわたり生存状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に618人が死亡しました。

カフェイン飲料を飲む習慣がない女性に比べて、カフェイン飲料を飲む習慣がある女性はカフェインの摂取量に応じて次のように死亡リスクが下がっていました:
  • 100mg/日まで: -51%
  • 100~200mg/日: -57%
  • 200mg超/日: -66%

100mgというカフェインの量は、コーヒー1杯に含まれるカフェインの量に相当します。

男性の糖尿病患者では、カフェイン飲料を飲む習慣と死亡リスクの間には関係が見られませんでした。

コーヒー飲用量が多い場合には総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)と心血管疾患(心臓発作や脳卒中)で死亡するリスクが低下し、お茶の飲用量が多い場合にはガンで死亡するリスクが低下しているように見受けられました。

ただ、今回の研究データでは紅茶をたくさん飲む習慣がある人が少なかったため、この点に関しては今後の大規模な研究で再確認する必要があります。
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