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女性がお茶を飲むとガンに関与する遺伝子のスイッチが切り替わる

(2017年6月) "Human Molecular Genetics" 誌に掲載されたウプサラ大学(スウェーデン)などの研究によると、お茶を飲むことによって女性でのみ遺伝子に後生学的な変化(*)が生じます。 コーヒーでは後生学的な変化が生じませんでした。 男性では、お茶でもコーヒーでも後生学的な変化が生じませんでした。

(*) 遺伝子のスイッチのオン/オフ。 食生活や喫煙習慣などの生活習慣により遺伝子に後生学的な変化が生じることが知られている。

後生学的な変化が生じた遺伝子の多くは、エストロゲンの代謝やガンに関与することで知られる遺伝子群でした。 現時点では、こうした遺伝子群に茶の飲用により生じる後生学的な変化が及ぼす影響が有益なものなのか有害なものなのかは不明です。 しかしこれまでの研究では、お茶に(コーヒーにも)腫瘍の進行を抑制したり炎症を低減したりする効果のあることが示されており、こうした効果が遺伝子の後生学的な変化のおかげである可能性は考えられます。

飲茶により遺伝子に後生学的な変化が生じたのが女性だけであった理由について、研究者は次のように述べています:
「これまでの研究で、飲茶によりエストロゲンが減少することが示されています。 飲茶に対する反応に男女差があるのは、そのためかもしれません。 さらに今回のデータでは、男性に比べて女性のほうが茶をたくさん飲んでいました。 これも、女性でのみ統計学的に有意な関係が見られた理由の1つかもしれません」
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