(2013年11月) "Journals of Gerontology" に掲載されたユニリーバ社とオランダの大学の共同研究によると、若く見える女性は同年齢なのにシワが多い女性に比べて、心臓疾患や脳卒中が起きるリスクが低く長生きです。
研究の方法
この研究では260人の女性を心臓病のリスクの大小に基づいて2つのグループに分けて、両グループで①顔の外見と②上腕(二の腕)の内側(紫外線による加齢の影響を受けにくい)のシワを比較しました。
結果
顔が若く見え上腕内側のシワが少ない女性では、血圧が(正常な範囲内で)低くて、心臓疾患のリスクが少なくなっていました。 研究者は、「顔については、血圧と関係があったのはシワではなく、弛み(たるみ)だった」と述べています。
この研究では、男性を対象とする調査も別途に行われましたが、男性ではシワと血圧のあいだに関係が見られませんでした。