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香草フェンネルが閉経後の更年期障害の軽減に効果

(2017年5月) "Menopause" 誌に掲載されたイランの研究によると、ハーブの一種であるフェンネルに閉経後に生じる更年期障害の諸症状(ホットフラッシュ・睡眠障害・不安感・憂鬱・イライラ・疲労感など)を軽減する効果が期待できるかもしれません。

フェンネルについて

フェンネル(学名: Foeniculum vulgare、和名:ういきょう)は香草として料理に用いられますが、消化不良などにも効果があるとされ漢方薬の生薬としても用いられます。

フェンネルには大豆と同じように、植物エストロゲンが含有されています。 植物エストロゲンは体内でエストロゲン(女性ホルモン)のように作用するため、更年期の諸症状の緩和に利用されます。 これまでの研究では、フェンネルが閉経前に生じる更年期障害(*)の緩和に有効であることが示されています。
(*) 更年期とは閉経前後の10年間のこと。 この時期に女性ホルモンが減少するために生じる体調不良が更年期障害と呼ばれる。 これまでの研究では、更年期のうち閉経前に生じる更年期障害の軽減にフェンネルが有効であることが示されていた。 今回の研究では、更年期のうち閉経後に生じる更年期障害の軽減にフェンネルが有効であるかどうかを調べた。

研究の方法

45~60才の閉経後の女性90人を2つのグループに分けて、一方のグループにはフェンネル200mg(100mgを2回に分けて)を、そしてもう一方のグループにはプラシーボを、それぞれ8週間にわたり毎日服用してもらいました。

結果

フェンネルを服用したグループでは、服用開始から4週間後・8週間後および服用期間終了から2週間目の各時点で、閉経に伴う諸症状が統計学的に有意に軽減されていました。(プラシーボを服用したグループでは、服用開始後にも閉経に伴う諸症状の程度に変化が見られませんでした)

フェンネルを服用したグループとプラシーボを服用したグループとの比較でも、フェンネルを服用したグループのほうが閉経に伴う諸症状が軽くなっていました。

フェンネルの服用による重大な副作用は見られませんでした。

結論

フェンネルに閉経に伴う諸症状を軽減する効果が期待できますが、今後の研究でフェンエルを長期間服用しても大丈夫かどうかを調べる必要があります。
© http://kenkounews.rotala-wallichii.com/fennel_alleviates_postmenopausal-symptoms/