ヨーグルトやチーズの摂取量とガンのリスク(メタ分析)

(2018年11月) "International Journal of Cancer" に発表されたメタ分析で、発酵性乳製品をよく食べる人はガンのリスクが低いという結果になりました。
Kui Zhang et al. "Fermented dairy foods intake and risk of cancer"

研究の方法

発酵性乳製品(Wikipedia で調べたところ、発酵性乳製品はヨーグルトとチーズと乳酒だけ)の摂取量とガンのリスクとの関係を調べ 2018年7月までに発表された61の研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は合計200万人弱、ガンの症例数は3万8千件でした。

結果

  • コホート研究のデータだけを分析すると、発酵性乳製品の摂取量が多い場合にはガンのリスクが14%低かった。(おそらく、コホート研究以外のタイプを含むすべてのデータでは発酵性乳製品の摂取量とガンのリスクとの間に関係が見られなかった)
  • ヨーグルトの摂取量が多い場合にはガンのリスクが13%低かった。 コホート研究のデータに限ると、この数字は19%だった。
  • ガンの種類別に分析すると、発酵性乳製品の摂取量が多い場合にリスクが下がっていたのは膀胱ガン・大腸ガン・食道ガンだった。
  • チーズの摂取量が多い場合には大腸ガンのリスクが低く、ヨーグルトの摂取量が多い場合には膀胱ガン大腸ガンのリスクが低かった。