社交不安の軽減に運動習慣と発酵食品が有効?

(2015年6月) "Psychiatry Research" 誌に掲載されたメリーランド大学(米国)の研究によると、運動習慣と発酵食品が社交不安の軽減に有効かもしれません。 出典: Study Finds Decreased Social Anxiety Among Young Adults Who Eat Fermented Foods
研究の方法

700人ほどの学生を対象に運動習慣と過去30日間における発酵食品の摂取などに関するアンケートを実施しました。

結果
運動量が多い人には社交不安が少ないという結果でした。 ニューロティシズムの傾向が強い人では、発酵食品の摂取頻度が高いと社交不安の症状の数が少なくなっていました。

ニューロティシズム
ニューロティシズム(神経質)とは、苦悩・不安感・嫉妬心・気分のムラを特徴とする性格的な特性のことです。 このような人は、怒り・罪悪感・妬み・不安感・鬱症状を示しがちです。

発酵食品
この研究でどのような食品を発酵食品とみなしたのかは不明ですが、一般的に発酵食品というとヨーグルトや漬物などです。
発酵食品が効く理由

発酵食品中に含まれているプロバイオティクスが腸内環境に良い影響を与え、それが社交不安(のリスク)に影響しているのだと思われます。

今回の研究自体は発酵食品と社交不安のあいだに因果関係が存在することを示すものでは有りませんが、ヒトや動物を対象に行われた過去の類似研究では不安感や抑鬱に腸内細菌が関与していることが示されています。