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食事回数を増やしてもダイエットには効果が無い

(2014年3月) 1日の食事回数を5~6回に増やすのがダイエットや食欲抑制に有効であるという考え方がありますが、"Society for Endocrinology" の会合で発表された英国の研究によると、食事回数を増やしても代謝が強化されたり体重の減少が促進されるとは考えにくく、結局は摂取するカロリーの量が問題だと思われます。

この研究では、肥満の女性と普通体重の女性合計24人に1日2回の食事と1日5回の食事(総カロリーは同じ)を別々の日に食べてもらい、全身熱量計を用いてエネルギー消費量を計測しました。

その結果、肥満の女性でも普通体重の女性でも、24時間に燃焼するカロリーは食事回数の影響を受けていませんでした。 この研究ではさらに、肥満の女性では、1日2回よりも5回の食事の方が、1日のうちに蓄積されるエンドトキシンの量が多いことも明らかになりました。
エンドトキシン
エンドトキシンとは、細菌(この話においては腸内細菌)が死んだときに放出される毒素のことで、腸から血流中に入り込み低レベルの炎症の原因となります。 低レベルの炎症は2型糖尿病や心血管疾患などのリスク要因です。 今回の研究グループは過去に、高脂肪食を食べるとエンドトキシンにより低レベルの炎症が増加することを明らかにしています。