2018年9月の「全粒穀物と全身的な炎症のメタ分析」に対する批判

(2019年3月) エスファハーン大学の研究グループが昨年9月に全粒穀物と全身的な炎症の程度に関するメタ分析を "Journal of the American College of Nutrition" に発表していますが、このメタ分析を批判するコメンタリーを、同じくエスファハーン大学の別の研究グループが "Journal of the American College of Nutrition" に発表しています。

今回の主張

今回の研究グループの主張は次のようなものです:
「昨年9月のメタ分析の結果は、「全粒穀物により高感度CRPとIL-6の血中濃度は下がるがTNF-αの血中濃度は下がらない」というものであったが、このメタ分析には手法面での弱点とデータの欠落が存在する。 それゆえに、昨年9月のメタ分析の結果は誤解を招くものである。 もっと包括的なメタ分析を新たに行って、全粒穀物が炎症バイオマーカーの血中濃度に及ぼす影響を調べる必要がある」
たまたま目に留まったコメンタリーの内容を見たら、たまたま以前に取り上げた研究に関するものだったので記事にしました。