果物などの成分「フィセチン」に有害な老化細胞を除去するアンチ・エイジングの効果!?

(2018年10月) "EBioMedicine" 誌に掲載されたスクリプス研究所などによる研究で、フラボノイドの一種で果物や野菜に含まれる「フィセチン」によりマウスの寿命が延びるという結果になっています。 出典: Researchers discover how to slow aging

研究の概要

10種類のフラボノイド(フィセチンのほか、レスベラトロール、ルテオリン、アピゲニン、クルクミン、ケルセチンなど)を調べた結果、セノリティック(老化細胞を死滅へと導く小分子)としての効果が最も強いのはフィセチンでした。

そして、年老いたマウスにフィセチンを投与したところ、複数の組織において老化の兆候が緩和され、寿命が延びました。

老化細胞の有害性

この研究グループが今年の7月に "Nature Medicine" 誌に発表した研究で、次のような結果となっています:
  1. 若いマウスに老化細胞を少量移植するだけで、肉体に機能不全が生じ、細胞老化が若い組織にまで広がった。
  2. 年を取ったマウスに老化細胞を移植すると死亡リスクが増加した。

「出典」として挙げたプレスリリースによると、年を取ると免疫機能が低下するために老化細胞が体内から排除されにくくなり、老化細胞が体内に蓄積してしまいます。 そしてその結果、低レベルの炎症が慢性的に生じた状態となり、体組織を分解する酵素が放出されます。

フィセチンを含有する食品

Wikipedia によると、フィセチンは多くの果物や野菜に含まれています。 具体的に名前が挙げられている食品は、イチゴ・りんご・ぶどう・玉ねぎ・お茶・ワインです。