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子供に魚を食べさせると賢くなる? ②

(2018年3月) "BMC Medicine" 誌に掲載されたノルウェー海洋研究所などの研究によると、子供に魚を食べさせると賢く育つかもしれません。

研究の方法

ノルウェーに住む4~6才の幼稚園児218人を2つのグループに分けて、16週間にわたり1日3食、一方のグループには脂肪分の多い魚(ニシン/サバ)を、そしてもう一方のグループには肉(鶏/羊/牛)を与えました。 そして、この6週間の前後に血液検査や認知機能テストなどを行いました。

結果

当初の分析では2つのグループの間で6週間における認知機能の変化に差が見られませんでした(テストのスコアの差の平均が+17.7と+17.8)。

しかし、出された食事をきちんと食べたかどうか(*)を考慮して分析すると、肉を肉を6週間食べ続けたグループでは6週間後に認知機能テストのスコアが平均で15.2増加していただけだったのに対して、魚を6週間食べ続けたグループでは平均スコアが20.4も増加していました。
(*) 毎食後に食べた魚や肉の重量をグラム単位で測定した。

魚を食べたグループではDHA(ドコサヘキサエン酸)の血中濃度が増加していました。 魚の油に含まれるDHAのおかげで認知機能が向上したのだと考えられます。

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この研究は The Norwegian Seafood Research Fund(ノルウェー海産物研究基金)というノルウェーのシーフード業界団体の資金提供により行われました。